『村落社会研究ジャーナル/30 巻 (2024) 2 号』で、『タネとヒト―生物文化多様性の視点から』(西川芳昭編著)の書評を掲載いただきました。
選んでくださったみなさま、ありがとうございました。
西川芳昭編著『タネとヒト:生物文化多様性の視点から』
J-STAGE
『タネとヒト生物文化多様性の視点から』
日本における種子論議のオピニオンリーダーの一人である、龍谷大学経済学部教授・西川芳昭氏の編著書。(1)農家vs企業という単純な図式を超えた、種子をめぐる複雑な現実に光をあて、(2)日本だけでなくアジアの小農・家族農を対象に農家の生き方や言葉にならない感覚を重視し、(3)生物文化多様性の視点からタネとヒトとの持続的な関係を提言している。タネを播き育て次代に引き継いできた農家の現実・実感・思いから語る本書は、経済的、政治的な視点で語られがちな種子論議に一石を投じるものといえる。
タネとヒト|田舎の本屋さん - 農業・食文化・教育・生活の書籍専門店
経済的、政治的な視点で語られがちな種子論議にタネとヒトとの関係から一石を投じる書。
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