澤登早苗先生講演会「地域の暮らしと生態系を守る」が開催されます

2024年11月30日(土)埼玉県の入曽地域交流センター大ホールにて、地域の“食と農”まちづくりフォーラム澤登早苗先生講演会「地域の暮らしと生態系を守る」~アグロエコロジーの実践~が開催されます。講演会終了後、入曽地域交流センター前の公共広場にていりそ軽トラマルシェの開催があります。(雨天中止)

日 時2024年11月30日(木)13:00~15:20(開場12:30~)
講 師*基調講演
「地域の暮らしと生態系を守る」
~アグロエコロジーの実践~
講師澤登早苗氏(恵泉女学園大学名誉教授)

*パネルディスカッション
「地域の有機農業の可能性」
司会浅岡みどり氏 (恵泉女学園大学講師)
パネリスト澤登早苗氏、地域の農家等
会 場入曽地域交流センター大ホール
受講料1,000円(当日1.200円)学生500円
※参加者に軽トラマルシェの野菜引換券(300円)プレゼント
お申し込みおよびお支払い方法以下URLよりお申込みください。
お支払いは、当日受付にてご精算いたします。
https://docs.google.com/forms/d/1V4miEam7L0hR0GyHk6HRvmGwcyDJvNIZT3GQ7SmNzcA/viewform?edit_requested=true

講師

基調講演 講師澤登早苗 (さわのぼり さなえ)氏

恵泉女学園大学名誉教授、自由学園講師
フルーツグロアー澤登 共同代表
1959年山梨県生まれ。

東京農工大学大学院連合農学研究科修了(農学博士)有機農業の生産技術、有機農業が有する多面的機能に関する研究・実践・社会活動がライフワーク

パネルディスカッション 司会 浅岡みどり (あさおかみどり)氏

恵泉女学園大学講師、自由学園講師
Ph.D(立教大学・社会学)

オーガニックの園芸教育がライフワーク。身近な食べ物の Seed to Table、花のSeed to Vaseの過程を持続可能にしていく挑戦を続けていきたい。入間市在住

食と農まちづくりの会からのメッセージ

かつての農業は、私たちの生活にもっと身近な存在で、人と人とのつながりを保ち、同じ地域に暮らす人々のコミュニティーを豊かにしてきました。しかし戦後、耕作をできる限り安定的に継続するため、効率性・合理性を重視した農業政策が推進され、農薬や化学肥料の力を借りる農法が大いに取り入れられました。その結果、人を遠ざけ、環境に大きな負荷をかけることになり、自然の力を最大限に活かす昔ながらの土づくりは姿を潜め、収穫された作物が天地の恵みであることの価値まで薄らいでしまっているのではないかと感じます。
美味しく健康に良い農作物の生産者と消費を通じてつながる人々、その信頼の絆が、私たちの食と暮らしを守り、地域のコミュニティーを豊かにしてくれるのではないでしょうか。
生産者と消費者が共に食の大切さを再確認し、農作物を育む自然の力・土の力に目を向けて、農業とは何か、大切なことは何かを考えるきっかけになればと思います。

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