2024年8月17日(土)・信濃毎日新聞で、『満州難民感染都市』(矢島良彰 編)をご紹介いただきました。
感染症に直面した満蒙開拓団の記録 黒姫郷開拓団に焦点 飯綱町出身の矢島さん出版|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト
一般社団法人農山漁村文化協会(農文協)=埼玉県戸田市=は8月、敗戦直後の満州(現中国東北部)で日本人避難民が送った収容所生活を描いた書籍「満洲難民感染都市」を発行した。1945(昭和20)年8月のソ連軍侵攻に伴い、満蒙(まんもう)開拓団が都市部にたどり着いた後に直面した日本人居留民とのあつれきや感
『満州難民感染都市』
終戦時の満洲で、ソ連軍の侵攻から逃れてたどり着いた最大の都市・奉天(瀋陽)で、難民たちは栄養失調や発疹チフスなどの感染症で亡くなっていった。著者はその一因が難民救済事業の遅れにあるとみて、当時の状況を資料や満蒙開拓団員、都市住民、満洲医科大学の関係者などの証言からたどっていく。難民と都市住民を隔てる壁の存在。ワクチン開発や診療に奔走する満洲医科大学の教員や学生、看護師たち……。NHK-BS1の番組をもとに補足取材を含めて再構成。コロナ時代を生き抜く多角的に物事を見る目を養う、貴重な歴史証言の書。
満洲 難民感染都市|田舎の本屋さん - 農業・食文化・教育・生活の書籍専門店
ソ連軍侵攻から逃れた奉天で、なぜ多くの難民が栄養失調や発疹チフスなどの感染症に倒れたか。
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