2024年6月5日(水)発行の「長良川市民学習会ニュース」vol.40で、『長良川のアユと河口堰-川と人の関係を結びなおす』(農文協編)をご紹介いただきました。
「長良川のアユと河口堰」の出版 武藤仁(p.12)
「長良川のアユと河口堰」を読んで 川那部浩哉(p.13)
ご紹介くださった武藤様、川那部先生、ありがとうございました。
また、ぎふメディアコスモス ギャラリーでは、6月29日(土)~7月1日(月)の間、パネル展「よみがえれ長良川2024」が開催されます。
主な展示内容
- パネル展
- 長良川河口堰開門・事業費 2.5 倍の導水路問題・ニジマス釣り堀問題・横越「遊水地」問題などを展示
- 磯貝政司さんの写真展
- 「長良川漁師口伝」や「長良川のアユと河口堰」に登場した写真、一挙22作品を展示します。
- 「いのちをつなぐ海のものがたり矢田勝美」コ-ナ-
- ‟魚供養の絵”展示
- 矢田勝美トークショー「このよでいちばんおいしいさかな」
- 6月30日(日)13:00~14:00ギャラりーにて
詳しくは、「長良川市民学習会」HP掲載のチラシをご覧ください。
http://dousui.org/dataroom/pdf/20240629-0701_Paneru.pdf
『長良川のアユと河口堰-川と人の関係を結びなおす』
日本三大清流に数えられる長良川は、本州の大河で唯一本流にダムと堰のない川と言われ、山・川・海の連続した生物圏の上に豊かな水文化が育まれてきた。アユをはじめ海と川を回遊する生き物、汽水域で生活する生き物は長良川の大切な恵みであり、川の生物圏の連続性、持続可能性の指標だが、河口堰はその営みを分断した。2015年、長良川の天然アユは岐阜市で準絶滅危惧種に指定(後に削除)、「清流長良川の鮎」が世界農業遺産に認定された。本書は、生物多様性の喪失が地球の限界を超えている時代に、川の生物圏を再生し、社会や経済の基盤として復権させ、川と人の関係を結びなおす可能性を探る。
noteでは、本が出来上がるまでの過程や編集のこぼれ話などのエピソードをお話ししています。
書籍のご購入はお近くの書店、または農文協のオンラインショップ「田舎の本屋さん」等でお買い求めください。
★農業・食文化・教育・生活の書籍専門店「田舎の本屋さん」 https://shop.ruralnet.or.jp
★農文協 農業書センターのご案内 https://www.ruralnet.or.jp/avcenter/