お知らせ2/11「公開シンポジウム 自然共生を目指す有機農業への新たな道―茨城の現状を踏まえて―」

参加無料です。農文協の新刊「エンドファイトの働きと使い方」著者の成澤才彦氏の講演もあります。

■公開シンポジウム 自然共生を目指す有機農業への新たな道―

茨城の現状を踏まえて―

文部科学省科学研究費補助金「自然共生型農業への転換・移行に関する研究」

公開シンポジウム 自然共生を目指す有機農業への新たな道―茨城の現状を踏まえて―
日時:平成24年2月11日(土)午前10時から(受付9時30分開始)
場所:茨城大学農学部100番講義室(阿見キャンパス)
参加費:無料
連絡・問い合わせ先シンポジウム事務局
飯塚里恵子
〒300‐0393 茨城県稲敷郡阿見町中央3‐21‐1
茨城大学農学部内 電話/FAX 029‐888‐8707
Email iizuka@mx.ibaraki.ac.jp
■基調講演 有機農業で次の時代への展望を拓く
―低投入・内部循環・自然共生の技術論とその可能性-(中島紀一茨城大学農学部)
シンポジウム解題(小松崎将一茨城大学農学部)
■講演
地下部と地上部の相互作用系としての不耕起草生栽培(金子信博 横浜国立大学大学院環境情報研究院)
土着天敵を活用した有機農業の展望(大野和朗宮崎大学農学部)
植物共生科学の新展開と農業再考(池田成志北海道農業研究センター)
有機農業におけるエンドファイトのはたらき(成澤才彦茨城大学農学部)
物質循環系に対する放射性セシウムの長期的影響(木村園子ドロテア東京農工大学大学院)

■現地報告
茨城県における有機農業推進のための取り組み(飯塚俊祐 茨城県農林水産部)
有機農業に取り組んで(濱田幸生 有機農家行方市)
有機農業に取り組んで(布施大樹 有機農家常陸太田市)
福島県警戒区域内の家畜の現状と将来(安江健 茨城大学農学部)

茨城大学農学部では農業生産における外部からの投入量を減らし、内部循環と生物間相互作
用を生かした自然と共生する新たな有機農業の取り組みについての研究を進めています。研
究成果は、地域の食と農業と環境の問題に応用していくことが期待されますが、これらの取
り組みが本当に地域社会に役立つものになるには農家や市民の方々などの相互理解が不可欠
です。そこで、本シンポジウムでは、自然共生と有機農業技術に関する最新の研究成果を発
表いただくとともに、地域で自然共生につながる有機農業を実践されている農家の方からも
ご報告いただき、放射能汚染などの課題を踏まえながら、新たな有機農業の道を探るシンポ
ジウムを企画いたしました。食と農と環境が豊かな茨城の地の未来を考えるために、市民、
農家と研究機関の連携の場となれば幸いです。

■新刊・「エンドファイトの働きと使い方」

endtirasi

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