8月15日を前に読んで欲しい本

新刊 鈴木正著『九条と一条 ― 平和主義と普遍的妥協の精神』が出ました。

九条と一条

書名の「九条と一条」とは憲法の条文です。
九条は、戦争の放棄と戦力の不保持、そして交戦権の否認を世界に宣言したもの。以前『憲法九条を世界遺産に』という本が話題になりましたが、平和主義を高らかに宣言した日本の誇りです。
一条は、象徴天皇制と国民主権を定めたもの。日本固有の、前近代的とさえいえるこの象徴天皇制も、平和主義の憲法を守るためには、大いなる妥協の精神で認めていこう、そうした著者の思いを込めたタイトルです。
教育者として、思想史家として戦後日本を見つめ続けてきた著者が、折に触れて書きつづった反戦平和、民主主義への熱い思いを一書にまとめました。
まもなく六十五回目の八月十五日を迎えます。先人の尊い努力と犠牲のうえに手にした今日の平和と、日本の未来を著者とともに考えてみませんか。

■関連書籍
「戦後精神の探訪」
「月旦拾集 日本近現代思想の群像」
「書評拾集 日本近現代思想の諸相」
「憲法を愛していますか」
「戦後日本の哲学者」