【柳田賞受賞】『在来作物を受け継ぐ人々-種子は万人のもの』

『在来作物を受け継ぐ人々-種子は万人のもの』第48回 柳田賞受賞!

zairai平成25年度・第48回柳田賞は柳田賞委員会による審査の結果、
増田昭子(しょうこ)氏の『在来作物を受け継ぐ人々-種子は万人のもの』に決定いたしました。

柳田賞は日本の民俗学を確立した柳田国男の業績を踏まえ、長年にわたり日本民俗学を支えてきた研究者、団体をたたえる賞で、増田氏の今年3月刊行の『在来作物を受け継ぐ人々-種子は万人のもの-』(当会出版)ほか、「雑穀を旅する」「雑穀の社会史」「粟と稗の食文化」など一連の著作を通じて、雑穀栽培の民俗学的研究に寄与した業績が認められたとのことです。

発表は柳田國男先生の誕生日である7月31日に行われ、贈呈式は9月上旬に東京の成城大民俗学研究所で行われます。

■増田昭子氏
1942年、福島県生まれ。民俗学の視点から食、なかでも在来種、雑穀をテーマに全国を旅する民俗学者。1967年、早稲田大学教育学部卒。元立教大学兼 任講師。立教大学アジア地域研究所研究員。法政大学沖縄文化研究所国内研究員。著書『雑穀を旅する』(2007年、吉川弘文館)、『雑穀の社会史』 (2001年、同。2011年「歴史文化セレクション」に)。

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