【広告】宮崎日日 4/25掲載

■宮崎の民謡101集 復刻発売!

民謡はまさに
作曲(つく)らうと
思わないで出来た
歌謡であり
全く工(たく)まないで
出来た
真の芸術である

 

 

昭和23(1948)年から29年(1954)年にかけて、山田耕筰とも親交のあった作曲家の著者が宮崎県内をくまなく踏査、採譜した労働唄34曲、行事唄21曲、慰安唄38曲、童唄8曲の楽譜、歌詞、解説を収録

山田耕筰の親友でもあった著者が満州引き揚げ後の昭和23年から29年にかけて県内をくまなく踏査、採譜した民謡集。南北に長く、山地に囲まれた地理的条件と、小藩分割の歴史が逆に宮崎に多様な民謡をもたらした。

 

 

 

著者:園山民平
明治20(1887)年島根県出雲市(旧鳶巣村)生まれ。明治43(1910)年、東京音楽学校(現東京藝術大学)師範科卒業。大正元(1912)年、宮崎高等女学校教諭となって10年間音楽教育にあたり同11(1922)年1月旧満州へ。大正13(1924)年、大連高等音楽学校を設立して校長となり、作曲家として「満州国」国歌や数多くの童謡を手がける。昭和22(1947)年、宮崎に引き揚げ、同24年に市民オーケストラの先駆けである宮崎管弦楽団、26年に宮崎オペラ協会を設立、県民への情操教育や後継者の育成に努める。帰国翌年の昭和23年から29年にかけて県内各地踏査、採譜し、『日向民謡101曲集』を上梓。

 

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